プラスチック製の障子紙

プラスチック製の障子紙

プラスチック製の障子紙を使った障子張り替えは、簡単に行うことができます。
まず、今ある障子を丁寧に剝がします。木枠の上から霧吹きや濡らしたスポンジを使って障子紙に水を吸わせます。数分たってふやけてきたら、ゆっくりと剥がします。残った汚れはヘラを使って削り落とし、丁寧にふき取って木枠を乾燥させます。
次に障子紙を貼っていきますが、アイロンで貼るものと両面テープで貼るものがあります。まず障子枠を床に寝かせ、障子紙を貼る位置を決めます。位置が決まったら貼りはじめの部分を仮止めテープで固定します。ここまでは、アイロンと両面テープともに同じです。
アイロンを使う場合、障子紙にシワが入らないように広げて反対側も仮止めテープで固定します。木枠に沿ってアイロンを当てますが、1か所に長時間当てると障子紙が溶ける恐れがあるので、熱を加え過ぎないよう注意してください。定規を当てて余分な部分をカッターで切り落とせば完成です。
両面テープを使う場合、障子枠の縦方向と桟に両面テープをしっかりと貼り、剥離紙を全て剥がします。横方向も同じように行います。仮止めのテープがずれないよう注意しながら、シワが入らないようにゆっくりと障子紙を転がしていきます。貼り終えたら、定規を当てて余分な部分をカッターで切り落とせば完成です。
このように、プラスチック製の障子張り替えは簡単にできます。

障子張り替えはアイロンでできる

和室の雰囲気に欠かせないの障子ですが、障子紙は破れやすく劣化が目につきやすいものです。破れていたりするととてもみすぼらしいので、できるだけきれいに保ちたいと考える人がたくさんいるはずです。障子張り替えをすることを考えると業者に依頼するのもひとつの選択肢ですが、自分でやってみると案外楽しいかもしれません。
障子紙を購入するならば、ホームセンターを見てみると明るさなどの機能性やデザインなどたくさんの中から選ぶことができます。障子紙とひとくちに言っても、素材や張り方にも本当にたくさんの方法があります。例えばプラスチック素材で作られている非常に破れにくい障子紙や、アイロンを使って張ることができるものがあります。特にアイロンを使って張るタイプの障子紙は、熱を加えた部分から貼り付いていくので簡単に進めることができます。難しいイメージの障子張り替えも、いろいろ探してみるとやりがいがあり楽しめると思います。